【2018年最新版】”受験のプロが教える”受験生を持つ親の心得

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Q.子供にとって親の役割って何でしょうか?
A.将来自分の力で食えるようにできる能力・技術を身に付けさせてあげることだと思っています。

Q.親のできることって何でしょうか?
A.子供が主体性をもって物事に取り組む環境づくり、能力を最大限に発揮できるような環境づくりをすることだと思っています。

そのために親として何を具体的にする必要があるのか、あるいは具体的に何をしたら子供の能力に蓋をしてしまうことになってしまうのか。などをお伝えしていきます。実際に勉強するのは子供自身です。親が子供の代わりに勉強することはできません。

親の心得 その1 子供のやる気を一瞬でなくさせる魔法の言葉

やる気を出させるのは結構大変ですが、やる気をなくさせるのは一瞬でとても簡単なんです。
そのやる気を一瞬でなくさせる魔法の言葉とは何だと思いますか?


答え:「勉強をしなさい!」
 

やらなければいけないとわかっているときに、あるいはやろうと思っていた矢先に「勉強しなさい!」と言われたら人はどう思うでしょうか?
答えは想像がつきますよね。
お母さん、お父さんの若いとき「勉強しなさい」と言われた経験はありませんか。その時どのような感情が沸き上がってきましたか?

「勉強しなさい」以外にも「机の上を片付けなさい!」「部屋を掃除しなさい!」「もうゲームはやめなさい!」「テレビを見るのをやめなさい!」と言われると、あまりいい気分はしませんよね。
これらに共通しているのは「~なさい」という命令なんです。人は人から命令・強制・強要されることをを嫌う人は多いのではないでしょうか。それが身内であればあるほど反発したくなるんです。

さて、それを踏まえて正直、子供に「勉強しなさい」を1週間のうちに何回言っていますか?

「勉強しなさい」「勉強しなさい」と言えば言うほど、逆効果だということを知ってください。
小学生・中学校のうちは子供の意志を完全に無視し「勉強しなさい」と半ば強引に無理矢理やさせれば、ある程度言うことを聞て勉強をすると思います。しかし、そのように無理矢理やらせるとやがて必ず反動がきて高校に入った時に一気に成績が落ち始めます。人によっては中学に入って一気に成績が落ちる子がいます。
私が以前教えていた生徒(高校生)の中に中学までは学年で2番だった子が、高校に入ってから間もなくして学年で最下位になってしまった子が実際にいました。しかもそれが一人や二人ではなく何人もいたんです。

最終学歴の難関大学に合格する子の親御さんに「勉強しなさい」を言ったことが1度もないという事実を知っていましたか?

今日から「勉強しなさい」という言葉を言いそうになったら、その言葉を一度飲み込んでください。そして、我が子がやる気になるような言葉がけをして下さい。


言うは易く行うは難し(いうはやすくおこなうはかたし)


タイトルの意味は読んで字のごとく、言うのは簡単だけど、行動することは難しいという意味ですよね。

気づいていましたか?親御さん自身はどのような行動を選択しているのか? 

「勉強しなさい!」は「言う」なので「楽・簡単」

「勉強をする」は「行動する」なので「難しい」

実は親自身は「勉強しなさい」というのは誰でも言える「楽・簡単」を選択しているのに、我が子には「勉強をする」という「難しい」を選択させようとしているんです。
子供たちはちゃんと見ています。そして、思っています。「何もしていない奴に言われたくないね!」
楽して「勉強しなさい」と言う前に、どのように言えば我が子がやる気になってくれるのか?どういった言葉がけをしたら気持ちよく我が子は勉強をするのか?子供に勉強をやらせようとする前にまず親が「勉強をする」姿勢を見せる必要があるのではないでしょうか。

もし、会社で上司が何もやらないのに口だけ「あれやれ!」「これやれ!」と命令だけの人だったら、どう思いますか?決して良い感じはしませんよね。むしろ、「マジやってらんない」と思うと思います。

これを子供にやってしまっている可能性があるんです。

私は子供たちに本を読むようにススメています。子供が本を読むときは親も一緒に読むようにしています。まず親が先に本を読み始めます。そうすると一切文句を言わず黙々と読書を子供たちはします。

子供は親の背中を見て育つというだけに、「言う」ばかりを選択する親の子は口だけの子になってしまいます。



親の心得 その2 失敗は成功の元


「失敗は成功の元」という言葉があるように失敗からの方がたくさん学ぶことがあることを意味します。

実際、世の中の成功者は失敗だらけの人生だったという人がほとんどです。


子供がある日、テストで悪い点数を取ってきてしまったというときに、親としてどのような行動をとっていますか?
頭ごなしに「なんでこんな点数を取ってきたの!!」と怒ってしまっていませんか?

もし、そのような行動をとっていたとしたらそれは危険信号です。

子供は失敗をすると怒られるという概念が植えつけられてしまい、失敗することを恐れ始めます。そして、失敗するたびに怒られることが繰り返されたら、子供は行動をすることができないように育っていきます。

そして、やがて親は言います。
「うちの子は行動力がないのよね!主体性がないのよね!」

実は子供の行動力、主体性をなくさせてしまった原因は、何を隠そう親のしてきた行動にあるということを親は知る必要があるんです。だから、行動力がない、主体性のないのは、子供のせいではないんです。

怒って子供を一生懸命変えようとしても子供は絶対に変わりません。
「他人と過去は変えられない、未来と自分は変えられる。」
そう、変えられるのは自分の行動と未来なんです。
では、どうすればいいのかということです。
失敗しても怒らず、失敗したときこそ”ほめる”ことが大事なんです。
ほめると言っても悪い点数をほめることは難しいので、子供のしてきた行動をほめてあげることが大事なんです。
子供はたくさんの行動を認めてもらえるうちに、たくさんの勇気と自信を育んでいます。


親の心得 その3 子供のやる気を待っていてもやる気にはならない


よく子供の主体性を引き出すために本人の意思に任せていると言われる親御さんがいます。この考え方は非常に素晴らしいことです。しかし、こと受験となるとそうは言っていられません。受験は期限があるからです。「やる気が出るまで入試を待って!」と言っても待ってくれません。
もともと好きでもない勉強はやる気にはなれません。だから、子供がやる気になるのを待っても、いつまでたってもやる気にならないので、結局は親御さんの堪忍袋が切れて怒ってしまうということになる場合がほとんどです。そして、いずれにしても怒るのであれば、早い段階で手を打つ必要があります。
人のやる気って実はやってみて初めてやる気になるんです。例えば、興味のなかった漫画をいざ読んだらはまってしまったという経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか?
1月17日(水)11:00 提供:ガジェット通信
妙に納得しますよね^^


親の心得 その4 結果を出せない思考習慣は親の質問に原因が…

以前、これまでたくさんの学生を見てきて、結果を出す人と結果を出せない人が当然なんですがいたんです。結果を出す学生と結果を出せない学生とでは何が原因でそう言った差を生んでいるのかをずっと探求してきました。そして、ついにそれぞれの共通点が見つかったんです。
結論から言うと、言葉の習慣にあったんです。どういうことかというと提案をした時にその特徴が現れます。例えば、まずは結果を出せない人は、「〇〇をやってみて!」というと、「えーっ、無理!」「面倒くさい」「疲れた!」といったマイナスの言葉をまず発し、出来ない理由を探します。逆に結果を出す人はやってみなきゃわからないという感じで二つ返事なんです。
結果を出す人は「どうやればできるか」を探し、結果を出せない人は「できない理由を探す」といった共通点があったんです。
では、このような習慣は自ら身に付けたのかというと、そうではないんです。
この習慣は親や周りの人、特に親によって自然と無意識に身に付けられてしまっていたんです。
「なんで、そんなのもできないの?」「なんで、言われないとやらないの?」の質問を小さいころから言われ続けてきたことによって、出来ない理由を探し、やらない理由を探すことを自然と身につけてしまっていたんです。
ではどのように言えばいいのかというと、「どうすればできるようになる?」と言った質問に変えていけばいいんです。
とても簡単なんなので、ぜひやってみて下さい。


親の心得 その5 子供を認める受け入れるだけでオッケイ

人は人から「認めてもらっている」、「受け入れられている」ということがわかるだけでも、エネルギーがみなぎってきます。
逆に「認めてもらえない」「受け入れてもらえない」となると、認めてもらう、受け入れてもらうためにエネルギーを消費し始めてきます。
そして、それでも認められない、受け入れてくれないとなると、諦めモードになってしまいます。
私は中学生の頃、成績が下から数えた方が早いぐらい成績が悪かったんです。その時の私はいつも「どうせ」という言葉が癖でした。このどうせという言葉の裏に隠されている意味は「諦め」なんです。私は「どうせ頑張ってもだれも認めてくれないし」と常に思っていたので、頑張ることを本当にしませんでした。もしかしたら、あなたのお子さんもそうなっているかもしれません。

その原因が実は親にあるんです。

子供が本当に伝えたいことに耳を傾けず、子供の言おうとしてることを遮って、自分の価値観を押し付けている親御さんをよく見かけます。
「あなたの意見なんて聞いていないの!」「そんなことはどうでもいいからさっさと勉強しなさい!」「言い訳はいいの!」

これを言い続けていくと子供は「自分の意見は聞いてもらえないんだ」と思うようになります。そうすると自分の存在価値を否定し始めます。だって、一番味方のはずの親に否定され続ければ、そうなるのは当然ですよね。
そして、「自分は親から受け入れてもらえない」「自分は親に認めてもらえない」となり、上記の私のような人間になっていくわけなんです。

しかし、人はそれでも認めてもらいたいとどこかで思っているんです。では、認めてもらうためには強行突破ですよ。攻撃は最大の防御という言葉があるように、自分はもう傷つきたくないと思ったら、人を攻撃し始めるんです。人のあら捜しをし、それを指摘したり、悪口を言ったり、暴力を振るったりという形で自分を守り始めるんです。

だから、こういった行為というのは、実は認めてもらいという思いの表れなんです。

だから、子供を受け入れてあげて下さい。認めてあげて下さい。それだけでいいんです。具体的には子供の話をいっぱい聞いてあげればいいんです。そして、その話を否定しなければオッケーです。


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