【2024年度最新版】(高校受験)追い込み時期の勉強方法 中学生編

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この時期に目標点数に届いていなくても諦める必要はありません。 この時期は逆にテストまで後わずかということもあって、集中力がかなり高い状態になってきます。そういう時は、吸収率がものすごく高くなってきます。 なので、目標高校があればそれに向けて最後の最後まであきらめずに頑張ってもらいたいと思います。 この時期の勉強法をお伝えする前に、お伝えしなければいけないことがいくつかあるんです。まずはそれを読んでから勉強法を参考にしていただければいいなと思います。

改めて自分がどうしたいのかしっかり明確にする

ここで一番大事なのが自分はどうしたいのか?ということです。ここがブレていたのでは、この先の話は意味をなしません。

あなたはどうしたいですか?

良い点数を取りたいのか?それとも悪い点数を取りたいのか?
志望校に合格したいという人は、何のために合格したいのか?

改めて考えて下さい。

常に原点に戻ることが大切です。この原点があいまいな人は、行動がブレブレになる傾向にあります。 勉強しなくちゃいけないとわかっていても、ついつい目の前にあるスマホをやったり、youtubeを見たり、ゲームをしてしまったり、マンガを全巻読み始めてしまったりと、本当に残念な行動をしてしまいます。しかもそれが気分転換に少しぐらいであればいいのですが、ガッツリとやってしまう人がいます。それはもう本当に本末転倒です。

断捨離

人は意志の弱い生き物です。以前、教え子に次のような子がいました。その子は当時受験生で本気でやらなければ合格なんてできないといった状態でした。そんな時に限りプレステが欲しくなってしまうわけなんです。彼は私に相談してきました。「欲しいと思ったら、いつもそのことで頭がいっぱいになってしまい勉強が手につかないんです。だから買おうと思います。買っても絶対にやりません。買ったことで近くにあれば安心するので、僕はやりません」と言って彼はプレステを買ってしまいました。どうなったかは想像がつくと思います。やりたくてやりたくて買ったのに目の前に置いておいて我慢することができると思いますか。彼は我慢できず最後はやりまくっていました。そして、志望校は遠のいていきました。だから、この時期にスマホ、ゲーム、テレビ、漫画、youtubeなどまだやっている人はいないと思いますが、もしいたとしたら、完全に断ってください。それでも断てない人は志望校合格を諦めて下さい。

今までやってこなかったと認めること

他人の目はごまかせます。他人をだますことは簡単にできます。しかし、絶対に騙せないのは、自分と結果です。
この追い込み時期に各教科のテストの点数が、10点台~30点台、良くて40点台の人は、計画的にではなく、やったりやらなかったり気分で勉強をしている可能性が高いです。またはやっているふりをしているだけで、全く勉強をしていないのどちらかになると思います。
以前「毎週土日はどのくらいの時間勉強している?」とある生徒に尋ねると「1日10時間ぐらいはやっている」と言う生徒がいました。しかし、実際に実力テストの結果が返ってくると10点台、20点台だったりします。これは明らかに毎週10時間土日に勉強しているということはウソだということがわかってしまいます。だから、いつまでも土日は1日10時間勉強してきたというウソを手放し、やってきていなかったということを認め、気持ちを入れ替えて下さい。

三者面談、二者面談で気を付けなければいけないこと

12月、1月は三者面談、二者面談が頻繁に行われる時期です。面談の内容のほとんどは志望校の選定になります。今現在の実力より高い高校を志望校とした場合、先生の言う多くは「志望校を下げろ」だそうです。私はこの下げろという言葉を発する先生にすごく疑問を抱いているんです。 この時期にこの点数だともう伸びないと先生は言います。確かに統計的には少ないのも事実だと思います。しかし、その中でも点数が劇的にあがった生徒も少なからずいたはずです。先生に「もう上がらない」なんて言われてしまったら、生徒は「先生が言うんだし、頑張っても無理なんだ」と思ってしまいますよね。言葉って人の人生を左右してしまうほどのパワーを持っているんです。だから、いい加減なことは言えないはずです。 生徒は頑張って今の自分よりちょっと高い目標に向かって頑張りたいと言っているのに、先生は「頑張るな行けるところに行け」と言っているわけなんです。頑張らないことを選択させようとしているんです。目標を諦めることを選択させようとしているんです。普段は「目標を持て」と言っている先生が言う言葉では絶対にないはずです。 学校の先生たちは生徒たちに何を教えようとしているのでしょうか? 失敗させないようにという親心なのかどうかわかりませんが、もうこの若い時から目標を持つことの大切さを教えず、失敗から多くのことを学べることを教えず、諦めることを教え、頑張らないことを教えているとしか思えないのは私だけでしょうか。 目標に向かって本気で頑張ろうとしている生徒がいたとしたら、本来は応援してあげることが先生の役目だと思うし、無理無理とばかり言っているんじゃなく、どうやったら合格に近づけるかをアドバイスしたりするのが先生の役目だと思うんです。 だから、本気で志望校を目指している人は、学校の先生の話に耳を傾けないようにしてほしいと思います。だって先生の人生でもなく、親の人生でもなく、自分の人生なんだから。この時期に仮に失敗しても本気でやって失敗したとしたら、ものすごく価値のある失敗だと思います。そして、後の人生に必ず役に立つ経験になります。

志望校はさげない方が良い理由


志望校を下げない方が良い理由として、志望校を下げても下げた志望校も不合格になる確率が高いんです。 右にある写真は人が崖につかまっていて今にも落ちそうな状態の写真になります。少し想像してみて下さい。もし、あなたがこのような状態だったとして、落ちて死にたくないと思って一生懸命に踏ん張っていたとします。しかし、心の中でもう無理と気持ちが切れてしまったら、どうなると思いますか?どんどん手の力が抜けていき、崖から手が離れ、下まで落ちて行ってしまいます。 これと同じように、志望校合格を目標に頑張っていても、先生や親に一度「もう頑張らなくていいんだよ」と言われたら、気持ちが絶対に切れると思います。そして、崖と同じように一度切れてしまった気持ちは、二度とまた頑張ることができないんです。 このように気持ちが切れると、人はとことん崩れ落ちていく生き物なんです。 だから、このことからも言えるように志望校は下げない方がいいんです。

さて、ここからが具体的な勉強方法に入っていきます。

この時期は何を一生懸命勉強していますか?

この時期になると入試も近づいてきているせいか、焦り始める子もいるかと思います。しかし、この時期に何をやるべきなのかを知っていれば、焦ることはなくなります。

過去問

過去問をやらない人はいないと思いますが、過去問はその志望校専用の最高の問題集と言えます。過去問をなぜやった方がいいか知っていますか?やる理由は2つあります。
過去問のやり方
まず、時間をきっちり計って解きます。そして、採点をしてみます。そこから過去問分析に入ります。過去問分析をするにあたってやる事は3つあります。
1つ目は、自分の穴を見つける
過去問をやっていて、出来なかったところの単元があなたにとっての穴になります。その穴を埋めるための勉強をしていきます。それは基礎に戻るということです。基礎固めに使っていた問題集をもう一度やり直してみて下さい。
2つ目は、自分のベストな解き方知る
過去問を解いていて、最初のうちは時間内に解き終わらないと思います。最近では入試で出る問題量もかなり多くなっているので、最初から順番に解いていては解ききれないことがあります。そこでより多く解くためにはどういった順番で解けばいいのか?あるいはより効率よく点数を上げるためには、配点の高いものをまず解くなどと言った対策を考える必要があります。
3つ目は、捨て問を見極める練習をする
問題量が多いうえに、難易度の高い問題もちらほら出てきます。その問題は大概の生徒は解けません。その問題に手を出して時間をロスするのは決していいことではありません。だから、そういった問題が毎年あるのかどうかをチェックする必要があります。それを知っていれば、本番に焦ることなく解き進めることが出来るはずです。ただし、捨て問を見極めるためには、基礎がある程度完璧になっていないとなかなか難しいというも事実です。
単元頭が全体頭になる
何言っているの?と思いますが、どういうことかと言うと、過去問を解く以前は、例えば数学で言うと各単元を最初から順番にやってきたと思います。しかし、順番に進めてい行くと当然最初にやった単元は忘れてしまいます。それをまた思い出す作業として何周か問題集をやると思います。それでもちゃんと覚えているか不安になると思います。
そこで過去問を何回もやるようになると、上記のようなことが解消されていくんです。
今まで各単元で捉えていた頭が、各単元全部を1つと頭が捉えるようになっていきます。
そうすると、頭の中ではいつも各単元全部を意識している状態になるので一気に点数が伸び始めていきます。

実力テストの総復習なども効果的になります。

基礎

年が明けると、基礎を疎かにしてしまう人がいますが、それは絶対にダメです。
最後の最後まで基礎の復習はしなければいけません。人は忘れる生き物です。もう忘れないと思っていても本番で「あれ?」「あれ?」となることはよくあることです。だから、直前までやり続けて下さい。そして、入試本番のときに持っていくものは何ですか?と聞かれたら、即座に「基礎固めに使っていた問題集です」と答えます。それぐらい基礎は大事です。

今の時期に目標点数に届いてない場合

例えば、国40点、英語40点、数学40点、理40点、社40点のように全教科で200点台の学生を例に見ていきたいと思います。 そして、目標点数が300点だったとします。だとすると現地点で100点足らないわけです。では、この100点をどのようにして上げるかを考えればいいんです。(ご自身の現状の点数と目標点数で実際にやってみて下さい)

その前にそれぞれの科目の特徴を理解しておく必要があります。
One Step型
理科 

Two Step型
英語  国語

❖ One Step型「理科」「」のように暗記だけをすればいい科目をOne Step型と言っています。
❖ Two Step型「英語」「国語」「」は型(公式など)を暗記して、その型を使いこなす練習をする科目をTwo Step型と言っています。
(このOneStep型、TwoStep型は当塾が勝手に名付けました)

One Step型は「暗記する」という1ステップで得点になるわけです。このOne Step型の特徴として、テスト中に考えても答えを導き出すことができないため、覚えているか覚えていなかで得点に差がでるというのがあります。 Two Step型は型(公式など)を覚えてから、その型を組み合わせたり、使いこなせる状態にするという2ステップで得点になるわけです。このTwo Step型の特徴として、公式などをただ覚えただけでは得点につながらないため、覚えた上で、さらに考え答えを導き出ださなければ得点に結びつかないというのがあります。 それぞれの特徴を理解したうえで、この時期にどういった勉強をすることが得点につながる最短のルートになるのかを考える必要があるわけです。では、One Step型とTwo Step型のどちらが短い時間で得点につながるかというと、前者のOne Step型だということは明白だと思います。 なので、この追い込み時期はOne Step型を中心に徹底的に暗記をする時期だということなんです。そして、「暗記をするんだ」という覚悟を決めて、暗記しようかどうしようか迷わないということです。そして、確実に理・社で各80点以上ずつ取れるように努力をしてください。暗記すれば暗記しただけ点数になっていきます。そうすれば、まず80点を確保することができるんです。 そして、残りの教科で5~10点ずつ得点できれば、110点をプラス取ることになるので、目標をクリアーすることができるわけなんです。
国語 英語 合計
40点 40点 40点 40点 40点 200点
50点 50点 50点 80点 80点 310点
この時期は焦ってあれもこれもとなってしまいがちですが、落ち着いてどの教科に力を入れていくのかをしっかり見極めて集中してやることが大切です。
上記の例で言うと、英語、数学が苦手だとしたら、そこに力を入れるより効率よく上げられる理科・社会に力を入れた方が良いに決まっています。
(※この勉強法はすでに450点以上取っている生徒にとってはあまり参考にならないかもしれません)

では具体的に各教科の追い込み勉強法についてみていきましょう。

理科・

・社会は暗記を中心とした科目になりますが、どのように暗記をすれば効率よく暗記できるのかについてお伝えしていきます。 早速お伝えしようと思うのですが、正直、言ってもいいですか。 どんな方法でも、形でも、要は覚えてしまえばいいんです。実際に覚え方にこれが正解というのはありませんし、逆にこのやり方が間違えというのもありません。すごく残念がるかもしれませんが、暗記の秘儀なんてありません。だから、暗記の仕方は人それぞれのやり方があってもいいと思います。ただ現段階でそのやり方すら確立できていない生徒は今からお伝えする記事を参考にしていただければと思います。
それからもう一つお伝えしておかなければいけないことがあります。 それは、「暗記が苦手なんです」「なかなか覚えられないんです」という人がいますが、覚えることは誰にでもできます。ではなんで覚えられないのかということですが、簡単です。そう思い込んでいるからなんです。その思い込みをまずやめるところから始めましょう。
それでは歴史の科目を例にお話をしていきたいと思います。 暗記をする時に、時代の流れを把握した上でその時代、時代にあった細かい出来事を暗記するのと、突然細かい出来事を暗記するのとでは、頭への入り方はどちらが入りやすいと思いますか? 前者なのは何となくわかると思います。人はイメージできるものは記憶に残りやすいという特徴をもっているため、その特徴を利用して記憶していくのが得策なのです。これが関連付けの方法になります。これができると一発で覚えてしまいますし、一度覚えてしまうと忘れにくいという特徴があります。 例えば、マンガ日本の歴史を読んで、一問一答をやるといった感じです。以前は当塾もそのように指導していたんですが、そのやり方では問題があったんです。それは、読んだマンガ日本の歴史に該当する一問一答は何ページから何ページなのかを探す手間だったんです。この探す時間って受験生や定期テスト直前の生徒にとっては時間のロスですよね。 そんな時間のロスをなくし、かつ入試で良く出題される問題が網羅されているような暗記システムはないかとずっと探していたところ、ついに見つけたんです。当塾でもこのシステムを採用しているのですが、このシステムを本気で使った生徒の90%以上は明らかに暗記科目の得点はあがり、志望校に合格しています。

今回そのおススメしている暗記システムがこちらになります。

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数学に関して言えば、大問1,2で40点を確保することができるので、この時期は40点に届いていない場合はその40点を目指す勉強だけしていればいいんです。
そして、40点が取れるようになったら、残りの大問3~6の(1)ができるように勉強すればいいんです。ちなみに(1)ができると各4点を確保することができます。だから、残り大問4問ありますが、うち3問の(1)ができただけで、12点確保することができ、合計52点になるんです。あともう1問できてしまったら、合計56点です。すごくないですか!?しかも(1)は全然難しくないので、この点数を取ることは十分に可能なんです。
大問3~6の(2)も実はそんなに難しくないんです。基礎をしっかりやっていれば間単に得点できる内容になっています。ちなみに(2)は5点になるので、全問出来れば、さらに20点確保できるので、合計76点を取ることができます。
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英語

英語はこの時期はもう単語・英熟語を暗記するのみの勉強だけしていればいいんです。単語・熟語を暗記するはOne Step型になります。単語・熟語がわかれば、直接得点につながる問題もあります。そしてそればかりではなく、文章問題は単語・熟語がわかれば、ある程度把握することができます。中学英語はある程度単語・熟語ができればというところがあるので、単語・熟語をしっかりやっていきましょう。そして、余裕があれば1日1長文を行って長文慣れしていけばいいと思います。

国語

国語はどのように勉強して良いかわからないという学生も多いと思いますが、この時期はあえて漢字と語彙をひたすら覚えるのみの勉強をしていればいいんです。この漢字を覚えるというのもOne Step型になります。 漢字や語彙がわかれば、漢字に関しては得点に直接つながりますが、それだけではなく語彙力もつけば、小説文や論説文の文の内容把握にも役立ちます。余裕があれば1日1長文を行っておけば、長文慣れをするのでいいと思います。 この時期は焦っていろいろな問題集に手を出したくなりますが、いろいろな問題集などに手を出せば出すほどすべてが中途半端になって点数につながりません。だから、やることを絞ってそれだけに集中することが大事です。

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