学童通信 3月号

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こんにちは。今回の配信遅くりましたが、学童通信です。

3月と言ったら、そう卒業シーズンですね。それ以外のイベントしては、ひな祭りだったり、お花見だったり、そして、それが過ぎると子供たちは新たな学年に進級します。

コミュニケーションをちゃんと取っていますか?

コミュニケーションは親子でちゃんと取れていますか?

日々、お父さんお母さんは忙しいとは思います。しかし、親子間のコミュニケーションは子供の成長にとってものすごく大切なことです。子供はお母さんとお父さんとたくさんお話が本当はしたいんです。お母さん、お父さんの愛をコミュニケーション通じて感じたいんです。親の愛をたくさん注がれた子は道を外すことは絶対にありません。甘やかすとかそういうことではありません。自分(子供)は親にとって大切な存在であるとわかると、自分を大切にすることができます。また、親とのコミュニケーションは、愛情だけでなく、言葉もたくさん覚え、表現力も身につきます。

ゲーム・スマホを理由に子供とコミュニケーションが取れないと思っていませんか?

最近の親御さんは共働きで、忙しいという方は多いと思います。だから、少しでも自分の時間を確保したい(もちろんそれは悪いことではありません)という思いから、子供とのコミュニケーションの機会を親御さんから奪ってしまう場合があります。それはスマホを与え、ゲームを与えるということです。そうしてしまうと、そこからどんどんコミュニケーションがなくなっていってしまいます。そして、いざ子供とコミュニケーションをとろうと思った時には、ゲームばかりしているから、スマホばかり見ているから、テレビばかり見ているから、と言った理由で子供とはコミュニケーションが取れないんですという人がいます。本末転倒です。

普段からちゃんと子供とコミュニケーションをとれていると、子どもはゲームやスマホより、親子のコミュニケーションが本当は大好きなので、自然とゲームやスマホに触れる時間が短くなっていきます。

コミュニケーションが指摘になっていませんか?

案外多いのが、コミュニケーションを自分(親)ではとれていると思っていても、よく考えてみると、親からの一方通行だったりする場合があります。これはコミュニケーションではありません。どういう状態かというと、親の意見を一方的に押し付けているという状態になります。これは子どもの主張が無視されるという状態になるので、子供にマイナス影響を与えてしまう場合があります。特にダメ出しの指摘形になると、最悪です。

子供の問題点ばかりを指摘していくと、子供自身は自分は問題児なんだ、社会不適合な人間なんだとなってしまいます。でも子供は親からそれ以上色々と言われたくないので、言われないようにするために”ウソ”を突き始めます。そうです。保身に入ります。子供は自分を守るためには、環境のせいにしたり他人のせいにしなければいけなくなってしまうんです。無実の他人が悪者というレッテルを貼られてしまうんです。これは絶対にあってはいけないことです。もしそいう状態になっていたとしたら、それは親が子供にそうせざるを得ない状態に作ってしまったということになります。

指摘すればするほど、自分の悪い部分にしか目がいかなくなり、平気でうそをつけるようになるという意味では、その人の悪の部分がどんどん引き出されてしまうということが言えるのではないでしょうか。

説明会のときにもお話させていただいたことがありますが、私の教え子だった子が最大のいじめにあったという話です。その成績の良い子は恐らく、親に指摘という名の押さえつけられる人生をそれまでずっと送ってきたんだと思います。その間に悪の部分がどんどん増幅して、一気に爆発した状態がイジメという形となって表れてしまったんだと思います。



本来のコミュニケーションの定義は、お互いに意見や思いや考えなどを伝え合うということです。

なぜ耳は2つ口は1つなのか?それは”2回聞いたら、一回言う”というコミュニケーションの原理原則だからなんです。営業やビジネスの世界ではこれを教えられます。

是非、子どもと向き合うコミュニケーションの機会を作ってほしいなと思います^^

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