学童通信 1月号

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いつもお世話になっております。

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。



それでは早速、今年も学童通信をお送りします!

■習慣化

当学童では、様々な習慣をテーマに日々取り組んでいるということを、以前よりお伝えしてあると思います。

特に習慣化してほしいと考えているのが2つあり、1つは読書。もう一つはTODOリストです。

今回はTODOリストについて、お伝えしたいと思います。TODOリストをやる意味ですが、自分でやることを考え、自らの意志で行動し、確実にやるべきことを完了させていくという流れになるのですが、これが出来るようになると、早い段階で親の手から離れていきます。どういうことかというと、「勉強しなさい!」「勉強しなさい!」ということを言わなくて済むようになるということです。こうなると親はいちいち目を光らせる必要がないので、いつもニコニコ笑顔を子供に向けることが出来るようになります。そうすると、とても子供にとっても居心地のいい環境になっていきます。そうすると、親子間でコミュニケーションが増え、なんでも話せるような関係性を作ることが出来るようになります。今、中学生の中には、家出をしたいと思っている子が案外いることを知っていますか?そう、これは何を意味しているかというと、家に自分の居場所がないと感じている子が案外いるということになります。子供は本当は親に言われることもなく、自分で考えてやりたいと思っているんです。しかし、それまでこういった訓練を積んでこないと、やりたくてもどうやればいいかわからないという状態になってしまいます。だから、現実逃避をするという選択しかできなくなってしまっているのかもしれません。もし子供に干渉し過ぎてしまっているなと思ったら、ちょっと立ち止まって、子供に考えさせる機会を作ってほしいんです。失敗してもいいんです。大人になった時を常に想定して、どういった習慣を身につけておけば、生きやすいかということなんです。将来、社会に出たときに、指示待ち社員になってしまったり、自分の人生のはずなのに、他人に管理してもらわないと生きられない、あるいは他人の人生を生きるという子になってしまっては後の祭りです。だから、TODOリストをする習慣を身につけるということは、自分の人生を生きるためのとても大切であるということが言えます。

●ご提案

 これは強制でも強要でもなく、あくまで提案になります。前提として、ご家庭のお考えがもちろんあり、その考えを第一に我々は尊重しますが、これまで夏休みなどの長期休みを丸々お休みされた場合、休み明けに学童へ来ると、休みに入る前までに少しずつ習慣化された習慣がすっかりなくなってしまっているという子が散見されました。そうすると、習慣化するために、また一からスタッフが指導していくということがあるので、できたら長期休みも休まずにご利用されることをおススメします♪ただ、お休みをされる場合は、出来ればお家で読書、TODOリストを実施して、休み明けにそのままスムーズに移行できるようにしていただけるとグッドです!!

■スマホについて

スマホを子供に与えるかどうか、どのタイミングで子供にスマホを持たせるか?悩みどころだと思います。

また、周りがスマホを持っているから、連絡手段としてという理由で子供に与える親もたくさんいます。

これについては、ご家庭の判断ですし、ご家庭の事情やスマホに関する考え方もそれぞれあると思います。

ただ、次のような統計が出ているので、ご紹介したいと思います。このデータはあくまで客観的な統計データなので、そのデータを踏まえて判断していただければと思います。

●スマホ使いすぎると「勉強が台無しに」東北大学 川島教授

https://www.asahi.com/thinkcampus/article-101101/

もし、塾に行って一生懸命勉強しているのに成績が中々上がらないといったことが起きたら、スマホの利用について考えてみましょう。

まだ、小学生のうちは塾へ行ってない子も多いかと思いますが、やがて中学になるとほとんどの子が塾へ行き始めます。その時に上記のようなことが起こったら、スマホを疑ってみて下さい。

■子供同士の喧嘩について

長い時間一緒に同じ場所で過ごしていれば、子供同士の喧嘩はあります。その喧嘩を私は決して悪いとは考えていません。

大人同士が本気で喧嘩をすると、縁が切れてしまう可能性があります。あるいは修復するのに時間がかかったりすると思います。それに対して、子供同士の喧嘩はすぐに仲直りします。だから、子供のうちは、喧嘩しても大人が間にすぐ入って止めるのではなく、喧嘩を経験させてあげる方が逆に良いと考えています。なぜなら、そこから学ぶことが多いからなんです。最後は自分たちで解決策をみつけ、そして、心の整理の仕方を学ぶと考えています。心の成長にはこういった経験は必要で、自分が痛い目に合わなければ、相手の気持ちを理解することもできませんし、逆に相手を平気で傷つけてしまったりするかもしれません。今のうちに人間関係を良好にする術を学ぶ機会になるということです。

当学童の喧嘩に対する見識は、初めは見守るということをあえてやっています。これが例えばイジメのような形に発展していくと判断した場合は、大人が間に入ります。あるいは、力関係に圧倒的な差がある場合も間に入ります。しかし、その喧嘩が1対1で力関係が拮抗している場合は、見守ります。最後はお互いに握手させたり、ハグをさせて終わらせると、その後はより良い関係性が生まれていたりします。

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