学童通信 3月号

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こんにちは。今月も後僅かとなってまいりました。特に2月は通常の月より数日短いからより早く感じられます…。

ものすごく寒い時期もようやく終わり、少しずつ春を感じる季節になってまいりました。

3月と言えば、毎年梅まつりが偕楽園で行われます。そして、卒業シーズンになります。

塾長の長女もとうとう小学生を卒業することになります。本当にあっという間の小学生生活だったように感じます。学童に来てくれている小6の子たちも卒業を迎えます。ここで経験したことを中学生活でも活かしてもらえたらうれしいですね♪

また、学童の子供たちから大変慕われている中学3年生の女の子ももう少しで卒業します。家族のようにお付き合いさせてもらっているということもあり、本当に毎年この時期が一番つらいですね…。でも、笑顔で送り出さなければいけませんからね!!

TODOリストと読書データのご家庭での活用法

月末になると、わくわく文庫の1カ月間の読書時間のデータと1カ月間のTODOリストを各ご家庭にお渡ししています。なぜ渡すようにしているのかと言うことについて、お伝えしていきたいと思います。

 これらを通して、親子のコミュニケーションの材料としていただければと思い、お渡しするようにしたんです♪

これらから、例えば、汚かった字がきれいになってきたとか、先月はやることをちゃんとやっていたのに今月はやることが少しできなかったとか、先月より読書時間が増えたとか、ちょっとした子供の変化を感じ楽しんでいただけると嬉しいなと思います。

ここで、注意していただきたいのが、まだ小学生のうちはまだまだ出来ないことの方が多いのは仕方のないことだと思います。と言うのも、この時期は好き嫌いだったり、面倒臭いかどうかといった感情が行動の基準になるからなんです。また大人でもその日気分が乗らなかったりすれば、本来やるべきことができなかったりすることはあると思います。子供にも当然そういった日はあります。その感情をうまくコントロールできるようになれば、自制することが徐々に出来るようになります。

だから、TODOリストやわくわく文庫の読書時間のデータを通して、出来ていないということが分かったとしても、出来ない理由を追求したり、指摘したりするのではなく、ましてや怒ったりするのではなく、子どもが何に関心を持っていて、どいった心の変化があったのかなどを、親が知れるツールにしていただければと考えています。そして、冒頭にもお伝えしたようにコミュニケーションのネタにしてもらえたら幸いだと思います。

学童ではスタッフの行動や対応は日々あえて変化をしないように心がけています。というのもイチロー選手を例に挙げてお伝えすると、イチロー選手は毎日1分も狂わず同じことをルーティンとしてやっていたそうです。なぜそのようなことをしていたのかというと、自分のちょっとした変化に気づくことができるからだそうです。我々スタッフもイチロー選手のように子供たちのちょっとした変化に気づけるようになる努力をしていきたいと思っています。

習慣化を目指す

以前は小学生も学童ではなく学習塾として通塾してもらっていました。その塾の中でも私の目指す習慣化(言葉、捉え方、先延ばし、約束を守るなど)と言ったものを指導してきました。しかし、中々定着しませんでした。というのも週1回、2回1~2時間、塾に通っても、今まで慣れ親しんだ家や学校に戻れば、それまでの自分に一瞬で戻ってしまいます。人は長くいる環境に影響をどうしても受けていまうので、その環境の習慣になっていってしまいます。そうなると本当に時間がかかってしまい、うちに来てくれていた子の中で小4から通い始め中3のときに習慣が定着し、ぎりぎりセーフだったという子がいました。そういった経験から、塾と言ったスタイルではなく、毎日通う学童といったスタイルにすることで、より習慣化しやすいのではないかと考え、今に至っています。今後、学童塾では親御さんと連携をとって習慣化を目指したいと考えています。もし賛同できるところは、ご自宅でも言葉の習慣や捉え方の習慣、そして、先延ばしにしない習慣、自分との約束を守る習慣などを目指いしていきたいと考えています。

やる気にさせる方法

子どもたちをやる気にさせる方法は色々な方法があると思います。

今回は、そのうちの一つをお伝えしたいと思います。以前にニンジンをぶら下げることでやる気にさせるということをお伝えしました。



人は自分のためだと後回しにしてしまう傾向があります。しかし、他人のためだとそれを第一優先にするという人は多いのではないでしょうか。

こう言ったことをうまく利用して、やる気にさせてみるというのは良いのかなと思います。

先日、実際にスタッフさんが学童に来てくれている子の一人に実践してみたところ、なんと、効果てき面で「今日は本読みたくないんだよね~」と言っていたのに、スタッフの子が「私のために読書ポイントゲットして~!!」と言ったら、その子は、目の色を変えて一生懸命にやっていました。

是非、大好きなママのお願いだったりすると子供はものすごく頑張り始めたりすることがあったりします。(注)高学年になるとその効果は薄れる可能性があります。

資格にチャレンジする意味

学童塾には色々な資格取得に小学校1年生からチャレンジできる環境があります。資格取得のためにチャレンジした子供たちの親御さんからは、「この時期に成功も失敗も色々な経験ができるというのは子供たちにとって生涯の財産になる」と言っていただけています^^

「一度失敗したからと言って諦めてほしくない…!」「失敗を恐れずどんどんチャレンジしてほしい!!」というのが塾長の本音です。

失敗の上にしか成功はないから。人は全員最初は出来ないところから始まります。その出来ないを出来るようにしていく努力を諦めずにするからやがて出来るようになる訳です。失敗を恐れチャレンジをしないことが実は失敗になります。

そして、チャレンジをすることの本当の意味は、まずお伝えしなければいけないのが、頭の善し悪しをはかる手段ではない!ということです。チャレンジすることは人間形成にとても大きな影響を与える!!と塾長は捉えています。人の器って失敗の数だけ大きくなります。失敗を恐れチャレンジさせず無難な道を選択した時、人は感謝をなくし、謙虚さをなくし傲慢な人になってしまいます。

資質・能力の三つの柱
科省の学童指導要領にもあるように人間性をとても重要視しています。どういった人間を社会が望んでいるのかを親は知り、その社会が望むような子育てをしていかなければいけないということです。我々の時代の価値観と今はかなり違うので、我々の価値観を押し付けてしまったら子供たちは逆にこれからの時代生きていけなくなる可能性が出てきています。

次回の各資格の実施日は以下の通りになります。

■漢字検定試験
 実施日:2023年7月7日(金)16:00~
 
■思考力検定試験

実施日:2023年6月23日(金)16:00~

■硬筆書写検定試験

実施日:2023年6月18日(日)10:00~

■算数・数学検定試験

実施日:2023年6月9日(金)16:00~

保護者会のお知らせ

保護者会を実施します。ご参加できる方は是非ご参加ください。

■3月19日(日)10時~2時間程度

テーマは特にありませんが、普段子供のことで悩んでいることだったり、学童について思っていることややってほしい事などなんでもオッケーです。

基本、保護者様のみのご参加になりますが、それが難しい場合はお子様もつれてきてオッケーです!

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