学童通信 10月号

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プラス言葉を言う本当の理由

学童内で使う言葉はとても気を使っています。それは大人も子供も関係なくです。

なぜ、使う言葉にとても気を使うのかということですが、その理由を今から説明したいと思います。

ちょっとここは外すことが出来ないので、まずはここから説明させていただきます。意識には2つの意識が存在し、「顕在意識」と「潜在意識」になります。その割合としては顕在意識は1~5%、潜在意識は95~99%と言われています。

顕在意識は普段認識することができる意識のことを言います。

潜在意識は心の奥底にあって、本人も気づかない意識のことを言います。

潜在意識の特徴としては、以下のことがあげられます。

1.潜在意識は過去の見たこと、聞いたこと、話したこと、体験したことは全て記憶している

2.潜在意識には時間軸が存在しない

3.潜在意識は主語を認識できない

4.潜在意識はジャンルを区別しない

5.潜在意識にプログラミングされていることが、普段の思考、行動になっている

一つ一つ見ていきたいと思います。

1については、実は記憶と言うのは思い出せないだけで、全部残っていると言われています。こんな経験ありませんか?完全に忘れていたはずなのに、ある日突然「フッ」と思い出すことってありませんか?潜在意識の存在が少し信じられるようになったのではないでしょうか?



2については、例えば過去に恥ずかしい体験をしたことがあったとします。それを思い出すと、今その出来事は実際に起きていなくても、体が勝手に反応して、突然恥ずかしくなり、赤面したりすることがあります。このように自分の意志とは関係なく、潜在意識が恥ずかしい感情や赤面してしまうといった行動を引き起こしています。



3については、潜在意識は主語を認識できないということですが、「お前バカだな!」と言ったとします。潜在意識はお前は認識できないので、バカであるということが潜在意識に入ります。相手を傷つけようと思って言ったことが、実は自分を一番傷つけていたりするんです。そして、5番目にも通ずるのですが、その言葉を頻繁に使えば、どんどんそれが潜在意識に蓄積されていき、潜在意識はその蓄積されている量が多ければ多いほど、それを一番大事だと認識してしまいます。そうなると、それを実現させるために潜在意識は思考・行動をその方向へもっていきます。その方向とは学校のテストで中々良い点数が取れなくなってしまったりします。だから、他人の悪口を言うことは絶対にやってはいけない理由がここにあります。その逆もしかりで、相手を褒めたり、良いことを言うとそれがどんどん潜在意識に蓄積され、そのような結果になっていきます。

4については、ジャンアルを区別しないということですが、「ない」「不足している」という言葉は要注意です。「親は自分を愛していない」とずっと思っている人は、お金がいつもないという状態になるそうです。一見親の愛とお金って関係ないように思いますが、潜在意識はジャンアルを区別しないということから、「ない」が潜在意識に入ってしまうそうです。だから、出来ない、あれもない、これもないと言っている人は、いつもお金も含め、〇〇が「ない」「ない」と言っています。

学童では、こういった人間の意識の存在を理解しながら、マイナスの思考習慣によって、将来苦労してほしくない思っているので、子供たちには人の悪口や自分の悪口も含め、良い思考習慣につながるような言葉の使い方を、学童生活の中で指導しています。是非、ご家庭でも実践していただければ嬉しいです♪

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